メタボリック症候群より喫煙・・・・・。。

フリーマン

2009年02月03日 23:36

              ~ 喫煙対策はメタボリック症候群対策に優先する ~

日本禁煙学会理事・深川市立病院内科主任医長 松崎道幸一(まつざき みちゆき)先生 日本医事新報2006年10月7日号学術記事からの抜粋。



ども^^フリーマン2号です!(特に意味なし)(^v^)





まず明日は定休日です(汗)    すいませんm(__)m






今日は節分でしたが、色んなドラマがあったのではないかと思います^^
ちびっこは予測不能で面白いですね^^




それではタイトルの(メタボリック症候群より喫煙・・・・・。。)



最近私はメタボリックと喫煙は重要な因果関係にある事を教えて頂きました・・・

真剣に取り組みたいと思います(^◇^)

「喫煙は日本人の最大の死亡原因~ 喫煙対策はメタボリック症候群対策に優先する ~」
(松崎道幸一)先生の発表内容の抜粋です。一般の方でも読みやすいように、かなり分量を減らし、
アレンジしました。できるだけ主旨が損なわれないように配慮しましたが、
原文ではありませんのでご了承ください。



      【要旨】
日本人の早死の原因のなかで、喫煙は最大の予防可能な因子であることは、最新の研究調査により証明されています。
  ところが、厚生労働省は禁煙を後回しにして、メタボリック症候群対策を最優先課題としました。
この方針は大いに疑問ですね。
喫煙者に「要禁煙治療」と通知しない現在の健康診断・人間ドックのあり方も見直す必要があるとおもいます。



           喫煙は働き盛り日本人男性の最大の死亡原因だそうです・・・




では、喫煙と高血圧のどちらが働き盛りの日本人男性の命を奪う一番の因子なんでしょうか?

  最新の茨城県の調査結果では、喫煙で2.1倍、管理不十分な高血圧では1.5倍、高血糖では1.4倍に全死亡率が増加し
  一方、肥満や高コレステロール血症では、全死亡率は増加しなかったそうです!!



各因子が全死亡にどれだけ関係しているかをみると、茨城県の40-79歳男性死亡の24%は喫煙に関連しており、高血圧の11%、糖尿病の3%を大きく上回っていました。このように、茨城県の調査では、喫煙が高血圧よりも危険であることが示されました。
  茨城県と日本全体の健康リスク因子のプロフィールに大きな差がなく、他の疫学調査でも、日本人中年男性の全死亡に対する喫煙の寄与率は20-30%と推定されていることを考え合わせると、喫煙が中年日本人男性の最大の予防可能な早死因子であることは間違いないようですね(>_<)



日本人男性のがん死亡の3-4割は喫煙が原因で、
 厚生労働省の研究によれば、男性のがんの29%、女性のがんの3%は、タバコを吸っていなければ防げたはずであるという事です・・・。
毎年約9万人(全がん死亡の3分の1)がタバコによって、がんで死ぬ計算になり、男性のがん死の39%が喫煙に起因していたそうです!!



            禁煙なくして心筋梗塞予防なし。

心筋梗塞で倒れた日本人男性が一番多く持っていた冠危険因子は喫煙で(高血圧12%、高コレステロール血症27%、耐糖能異常※4)11%、肥満12%、喫煙55%:3M研究)。心筋梗塞リスクの増加度は、男性では高血圧(4.8倍)、喫煙(4.0倍)、糖尿病(2.9倍)、高コレステロール血症(1.5倍)の順であったが、女性では喫煙(8.2倍)、糖尿病(6.1倍)、高血圧(5.0倍)と、喫煙が最大の心筋梗塞発病促進因子となっていた(JACSS研究)。コレステロール値は(統計学的に)関連がなかった。


 1日21本以上タバコを吸う30歳以上男性の心筋梗塞死リスクの大きさは非喫煙者群の4.25倍であり、総コレステロール280mg/dl群の3.9倍、収縮期血圧180mmHg群の2.66倍を大きく上回っていた。これは、喫煙が重症高血圧・重症高コレステロール血症に匹敵する冠危険因子であることを示ます。

 1日21本以上の喫煙が総コレステロール300mg/dlあるいは収縮期血圧200mmHgと、心筋梗塞で死ぬ危険をもたらす因子として同等であるという証拠があり、
 一方、法定健診や人間ドックでは、総コレステロール300mg/dlや収縮期血圧200mmHgには即座に「要治療」というレッドカードを発行するが、1日100本の喫煙者に対しては何もいわないというおかしな仕組みがまかり通っています(ー_ー)!!




           禁煙なくしてメタボリック症候群の予防なし

メタボリック症候群という概念には、喫煙や高血圧、糖尿病などの心血管疾患の従来からの危険因子の重積以上の特別な危険予測能があるかどうか証明されていないらしく、にもかかわらず、厚生労働省はメタボリック症候群対策を最優先課題としています・・・・・・・・。


             喫煙そのものがメタボリック症候群を増やす!




以上検討してきたように、喫煙者を放置したままメタボリック症候群対策を行っても、心血管疾患が大幅に減ることはほとんど期待できない。それどころか、メタボリック症候群対策を強調することにより、全死亡に最も関与している「喫煙」から国民の目をそらし、喫煙対策を大きく遅らせる結果になる。
 今後4年間のわが国の保健対策の柱となる「特定健診・特定保健指導の趣旨・概要について」(厚生労働省保険局)という文書をみると、メタボリック症候群対策については事細かに述べられているが、積極的喫煙対策はまったくない。
 メタボリック症候群により増加が懸念される心脳血管疾患死亡を減らすためにも、禁煙が最優先課題であることを証拠に基づいて強調すべきである。人間ドック・法定健診受診喫煙者には「要禁煙治療」と通知し、強力な禁煙勧奨を行うよう制度を見直すべきである。





結論:現在の日本人の健康を守るための最優先課題は禁煙だそうです(汗)



1. 喫煙は働き盛り日本人男性の最大の死亡原因である。
2. 日本人男性のがん死亡の3-4割は喫煙が原因である。
3. 1日1箱強の喫煙は、重症高血圧に匹敵する心筋梗塞死リスクをもたらす。
4. 能動喫煙も受動喫煙もメタボリック症候群のリスクを大きく増やす。
5. 現在の日本人の健康を守るための最優先課題は禁煙である。
6. 法定健診・人間ドックを受診した喫煙者に「要禁煙治療」と通知するように制度を変えるべきである。
7. 厚生労働省の生活習慣病予防標語「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」は
    「1に禁煙、2に運動と食事、最後にクスリ」に変更すべきである。




公式ホームページより抜粋させて頂きましたが、真剣に考えられさせられました・・・m(__)m


今現在は2日で一箱ですが、徐々に本数を減らして、禁煙者を目指してみます(^_-)-☆

いつまでも素敵な皆さんと、可愛いちびっこ達と接していたいですもんね
 (^。^)y-.。o○





それではおやすみなさい・・・ZZZzzzz